2005年02月09日

レイ(Ray)

ray.jpgジェイミー・フォックスって多分アメリカじゃ有名なコメディアンなんだろう。というのも「エニイ・ギブン・サンデー」の無鉄砲だけど純粋で若気の至りなんでスンマセンみたいな感じとか、「コラテラル」での妙に饒舌で、類型的な善人キャラが、いかにもアメリカーナで害の無い感じだったので、あーこれは雨上がり宮迫がやたらと映画に出るのと同じだなと思ったわけです。普段バカなコントをやっている奴が、映画やドラマで糞真面目な芝居をする→あれ、意外に芝居出来るんだ→ていうか芝居( ゚Д゚)ウマー? みたいな流れですか?
んで、「レイ」のジェイミーは本当に優等生的に芝居がウマイ。本物のレイ・チャールズに良く似てる、とかは判断がつかないものの、シャブ中で女たらしなトラウマ系盲目天才ミュージシャンというのを完膚なきまでに演じきっている。アカデミー賞を取っても誰も文句は言わないと思われるくらい、嫌味なほど、毛ほどの瑕疵も無い。
映画本篇の方はというと、ジェイミーの芝居に釣られるように他の出演者の誰もが、力の入った熱演っぷりで、ブラック・パワー全開の黒人賛歌になっている。いや、正直、レイの成り上がりっぷりはジェームス・ブラウンの伝記を読んでいるようなパワフル・ストーリーなのだ。実際、レイが成功してから、南部でライブするのしないの、ってエピソードはJBの伝記でも聞いたような話だし。
ただ、何分レイ・チャールズの半生自体がエピソード満載のフルコース・ライフ・ストーリーなので、それらを忠実にこなすだけで、レイ自身の感情の揺れる様がちょっと弱いような気もした。「スカーフェイス」みたいなラストの猛爆があれば・・・ってありえねーな。ま、役者の芝居がややユルなストーリーを補うことで、何とか緊張感を保ちながら観られるのかもしれない。何しろ2時間半くらいの長尺ですからねえ。(;つД`) やや眠。
そうそう、映画の中盤くらいでゴスペルをR&B調で歌うレイが、保守的な黒人に石投げられるみたいなシーン(別に本当に石投げられるわけじゃないが)があるんだけど、ワカモノは神への冒涜とか関係なく「乗れるんだからいいじゃん!」みたいなこと言いながら踊るわけですよ。いやなかなかうまい事デフォルメされた、レイ・チャールズトンガリ伝説で感心したよ。つーわけで音楽好きなら楽しめるイッポンでした。
posted by 西中島・南方 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(1) | ムービー★スター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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