2005年01月24日

アキハバラ@DEEP

deep.jpgこないだ人がカラオケで黒夢を歌っていて、何となくIWGPづいていたところへ、別な人がこの本をちらつかせてくれたので即借り。ま、ワイドショーとかでしたり顔にコメントしている作者を見てそれなりに馬鹿にしていたので、文章が案外ちゃんとしてたのには感心した。
既に4年前の話なので、古臭いというかデジタル関連の記述にキャッチアップ出来ていない表現が散見されるものの、結構頑張って取材している感じ。いやでもね、主人公たちが開発したAI型検索エンジン(一見ありそうで、何気にトンデモ設定)を盗んだ、あからさまにソフトバンクを戯画化した会社が、その検索エンジンを自社開発環境で改造するんですが、そこは「完全なスタンドアローン環境」なんだそうです。でもさ、検索エンジンを開発するのに外部ネットワークっつーかWWWに接続されてないって設定はいかがなものかと。いや、もしかして、それってIT開発現場では当然のことなんでつか?(;´Д`)
この本もワカモノ向けってことで、極力難しい熟語は避けて、ルビ多目な上に変に漢字が開いてあるので、読了達成感はあっても為にはならない本の典型。いやだから、同じメッセージを発信し、これよりよっぽど面白いストーリーなら、映画でもアニメでも他にあるでしょ、ってことだな。何もこの小説で語られなくても全然構わない感じ。
大体AIが心を持ってどうこうなんて使い古されたネタに、どこまでも類型的なオタク描写( ゚д゚)アキタヨ・・・ これはオヤジ系週刊誌の連載か? つかAI型検索エンジンのGUIがイルカってのがあれですか、Office製品にもれなくついてくる、あの鬱陶しいヘルプイルカ君から連想してません m9(・∀・)ビシッ!!  本当にそれでいいのか? 天下の「ワカモノ通」として。 なんて思いつつ、結構楽しく読了してしまったのでした。この本を持主に返すときは、「借りてよかった」とだけ言う事にしよう・・・。
posted by 西中島・南方 at 00:21| Comment(2) | TrackBack(2) | 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この人はIWGPで釣られて読んで、その他にも1冊読んでるんだけど、IWGPはドラマと違うんだーって思いながら読んで終わったんだな。で、もう一冊はなんか面白かった気がしたんだけど、内容もタイトルも表紙も全く思い出せないんだコレが。でももう眠いから検索とかしないね。
そういや、この人は深夜の吉田栄作と旧バカルディの三村がやってる暑苦しい番組で100マンエンとかするオーディオを自慢してました。その時、なーんかそっくりな人が大学時代のサークルにいた気がしたんだけど、その顔も名前も学年も何一つ思い出せないんだよねコレが。もちろん検索とかしません。
Posted by じろ at 2005年01月24日 03:37
やっぱ胡散臭めですなイシダイラ。エンタテインメントとしてはそれなりに優秀だけど、堤幸彦のIWGPをイメージしていると大分とがっかりさせられるということか・・・。
つーか吉田栄作と三村が出てる深夜番組ってマジで空ろな番組だね。何だろう。その虚しさは。
Posted by 西中島・南方 at 2005年01月25日 00:48
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