2005年01月09日

デイドリーム・ビリーバー

NHKの「トップランナー」で劇団ひとりが「妄想することがネタづくり」みたいなことを言っていたが、世の中には妄想Blogみたいなものがあって、人の妄想で笑わせていただくことには事欠かない。例えば、こんなやつ。
先日、知人の女の子と六本木で飲みに行った。表通りからはちょっと外れた、良く探さないと入り口もわからない、VIP向けの隠れ家的な飲み屋。女の子は某大手外資系マスコミ関係に勤めている。その娘は自分で買ったというブランドのスーツに本物の毛皮のコートを身に纏い、街で出会えば誰もが振り向くくらいの美人だ。イギリスとニュージーランドに留学経験があり、英語と中国語とフランス語を完璧に操る語学マスターで、現在は北米のプロジェクトに関わっており、「来年はアメリカに行くかもしれない」と嬉しそうにグラスを傾けていた。彼女の父親は官僚で、母親は手話教室を経営しているのだが、彼女が幼い頃から諍いが絶えず、下半身裸で泣いている母親の姿を見てしまった彼女は、それ以来、男性不信になった。
まわりで楽しそうに男友達と遊んでいる友人たちを見ながら、「自分は一人で生きていくんだ」と決めた彼女はそれ以来必死に勉強して、私には想像できないくらいのお金を稼いでいる。

いやいや何か書いてて止まらなくなってしまいそうだ。妄想は楽しい。しかもディテールにこだわればこだわる程、脳内麻薬噴出ッな感じだ。というか上のは、田舎から東京の大学に出てきて、東京で就職したものの、現実と理想のギャップに愕然とし、その虚しさを埋めるように次から次へと男と寝てしまうのだが、いずれも不倫関係で、終電には家に帰り、休日に逢瀬を望むべくもなく、たまに優しい言葉はかけてくれるけど、男は結局は決して自分のところには戻ってこない、会えば会うほど自分の孤独が深まっていくばかり、な25歳OLという設定で書いてみたのである。つーかとある実在のBlogを参考にしました!

さっきも書いたが妄想の意外な楽しさに驚いているわけで、妄想Blogが乱立するわけがわかりました。西中島・南方も、こんなiPod買ったとか、映画観たとかいうBlogじゃなくて、両親離婚して家は貧乏だったけどなんとか大学まで行って、財閥系の外資大手コンサル会社(何じゃそりゃ)で無能な上司や同僚をバカにしながら自分だけが社長に評価されて年収1000万なんか軽く超え、女子高生から人妻までアジア人西洋人の別を問わず無闇矢鱈にモテまくり、年間100人斬り! だけど人並みに悩んでいるっつーか自分かなり不幸な部類で、対人関係の悩みとかバカな友人たちに相談してみても自分の気持ちは誰も分かってくれないし、本当にやりたいことと現実にはアルプスを流れる鉱水と便所の水くらいのギャップがあるのだ、みたいなBlog・・・いや、やっぱり設定上は女の子にしないと盛り上がらないな、そんなBlog、とか更なる妄想を膨らませてアホらしくなってきました。いや、でもそういうのこっそり始めようかな、しかもMIXIとかで。ウソMIXI。いや冗談ですから。ごめんなさい。
posted by 西中島・南方 at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 終わりなき日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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